2006-01-01から1年間の記事一覧

追悼−藤村信

われらは 休みない海 希望の墻壁(しょうえん) ひとときの影に盲(めし)いず どんな苦悩にも倒されない。 −ネルーダ『黒い島の記念碑』から 戒厳令。歩哨をとりかこんで、泣き声で尋ねる妻と母親の群……「どこにいるの? 会わせてもらえない? 手紙を書いて…

インターナショル

自民公明に2連敗して落ち込んでいるときは、こんなサイトを訪問し、歌を聴くのも一興だと思います。 特に英語版は、みんないい感じです。http://www.hymn.ru/internationale/index-en.html

『のだめカンタービレ』第1話

第1話見ました。(http://www.fujitv.co.jp/nodame/index2.html) 指が音楽に合っていないのはおあいきょうとして、ドラマの途中にガーシュィン『ラブソディー・イン・ブルー』がかかったのに感激しました。ウッディ・アレンの映画『マンハッタン』冒頭で印…

飲酒運転をなくす方法

北欧の国のように、酒気を感知したらエンジンがかからないキーをすべての日本国内の車に義務付ける法律を作れば、その法律が発効した日から飲酒運転はなくなると思います。TVで見たのですが、小さなリモコンみたいなものに息を吹き込んで、遠隔で操作してい…

安倍はダース・ベーダー、石原はシスの暗黒卿

先日、安倍内閣の組閣人事を、地上波とCSのアサヒニュースターで見ていました。日本の近い将来の政治がどうなるか気になったからです。 で、思ったのですが、あの太り具合はダース・ベーダーの素顔に似てる! ってことは、石原都知事はさしずめシスの暗黒卿…

次の選挙で絶対落としてやる

以下の文書をある人のブログで見ました。 ≪教員評価を厳格化…下村博文衆院議員≫「ジェンダーフリー教育は即刻やめさせる。自虐史観に基づいた歴史教科書も官邸のチェックで改めさせる。」 板橋区の住民として、次の選挙で絶対に落選させてやる。

安倍と石原は即時退陣すべき

安倍氏は、まだ総理大臣ではないので、退陣してもしょうがないのだけれど、彼が日本のためにできる一番いいことは、もしなることができたなら、なった首相を即時退陣することだと思う。だって、自民党員の支持は、なんとなく「人柄がよさそう」が一番で、政…

気が狂った安倍晋三

今朝(9月12日)の朝日新聞朝刊に安倍の発言が載っていた。曰く。「日中戦争の原因を軍国主義指導者にあると考え、一般の日本人も中国人も同じ被害者と考えるのは誤りである」。であるのなら安部は何が真の原因と考えるのだろうか? 欧米が植民地侵略をして…

民主党は新たな一歩を踏み出せるか?

「集団的自衛権の言葉を(自民党総裁選で)色んな方が使われているが、自衛隊が戦闘、戦争目的で海外に出て行くのは現憲法でも許されないし、将来、憲法改正を考える場合でも、それを許す憲法解釈は望ましくない。これは我が党の姿勢だ」 −−菅直人・民主党代…

アレクサンドル・ソクーロフほか『映画『太陽』オフィシャルブック』映画『太陽』オフィシャルブック作者: アレクサンドルソクーロフ,Aleksander Sokurov出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/07/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (48件) を見る

若い人は思うだろう。私とは関係ない遠い時代のお話だ。感じないフリをするために言い訳に「天皇」という設定を使うだろう。老いた人は史実と違うと指摘し続けるだろう。棚に上げるために。自分とは関係のない物語。無関係であった方が安全だからだ。 それが…

共産党ビラ配布検挙の事件地裁無罪判決

今日夜のニュースで、日本共産党のビラを配布して住居侵入罪に問われたお坊さんに、地裁で無罪判決が出たことを知った。これは当然の判決だと思う。検察は、事態を分析して控訴するかしないかを決定するという。 同様の立川基地監視テント村によるビラ配布事…

アレクサンドル・ソークロフ監督『太陽』

昨日夜、銀座シネパトスに映画『太陽』(http://taiyo-movie.com/)を見に出かけ、立見だったので見ずに帰った。そして今日、出直し、今やっと見終わったところだ。映画開始前にパンフレットを買い、見終わってからアレクサンドル・ソークロフほか『映画太陽…

だるまちゃんとかみなりちゃん

硬い話題が続いたので、少し休憩という感じで。 写りがわるいけど、貴重な画像なのでご勘弁を。 このポスターをRに説明したら、「結構ピンチじゃん!」って言われました。 見直したら確かにそうだった。 前作の、都バスの運行を携帯でチェックできるというポ…

『ダン☆ドリ』『結婚できない男』

今期はRが毎週見てるのがアニメ『銀魂』(http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gintama/)だけなので、僕は特に見るドラマはなかったのだけれど、偶然つけていたTVで見た『ダン☆ドリ』と『結婚できない男』は続けてみることになりました。 まず『ダン☆ドリ』…

神が人になるとき、獣も人となる。四方田犬彦氏の映画『太陽』レビューに寄せて

岩波書店の雑誌『世界』9月号に、四方田犬彦による映画レビュー「映像による人間宣言−映画『太陽』の描く昭和天皇」が掲載されていて、先日読んだ。その後、僕が感じたのが表題の言葉だった。 『太陽』はロシア人映画監督がずっと前に撮影し、やっと日本で…

小林よしのり『いわゆる「A級戦犯」』の問題点

今日、仕事の帰り、思い切って、小林よしのり『いわゆる「A級戦犯」』を買っちゃいました。朝日新聞に大きな広告が出た日でもあるし、書店にも並んでました。良識ある書店には並んでませんでした。 なんで買ったかというと、彼の『戦争論』については、「煽…

大場つぐみ・小畑健作『デス・ノート』DEATH NOTE (11)作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (365件) を見る

先日、会社の友人に『デス・ノート』1〜7巻を借りて読みました。そして今日は、水道橋の漫画喫茶に行って既刊の残り、8〜11巻を読んできたところです。 この漫画は、『週刊少年ジャンプ』に連載が始まった当初から、僕には、ちょっとやばいんじゃないのか…

レスに関するおまけ説明等

先日、東武練馬のワーナーマイケル板橋に映画を見に行ったとき、Rと最近のレスの件を話しました。 T「あれはあれで、すこしは、やってよかったと思ってるんだ」 R「それを自己満足って言うのよ。十分に答えられないなら、むしろ無視すべきです」 T「いや…

塩崎雄二『一騎当千』11巻(ワニブックス・2006)一騎当千 (11) (Gum comics)作者: 塩崎雄二出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2006/05/25メディア: コミック購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (23件) を見る

仕事の帰りに本屋によって、最新刊を入手しました。いよいよ、趙雲子龍登場です。 アニメも好きだったけど、マンガ本編は、どんどん進んでいます。この作品中で関羽の強さの秘密を知ろうとする話が出てくるのですが、本物の関羽が復活して、すさまじい迫力で…

柄刀一『アリア系銀河鉄道』(光文社文庫・2004)アリア系銀河鉄道 (光文社文庫)作者: 柄刀一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/04/14メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (19件) を見る

軽いのだけれど本格派、って言うこの推理小説を読みました。会社の友人に借りたものです。 僕がポプラ社や子供向け本を卒業して、初めて読んだのがエラリー・クインの本格推理と呼ばれるものでした。 柄刀一さんは、そんな本格推理指向の作家ということで、…

『ダ・ヴィンチ・コード』『雪に願うこと』

昨日は久しぶりに、ロードショーを見にいった。 『ダ・ヴィンチ・コード』と『雪に願うこと』の2本だった。 『ダ・ヴィンチ・コード』は予想通り、悪くないできだった。小説の舞台になった場面が実写で見られるのは、映画ならではって感じだ。 でも、僕とし…

今日の朝日新聞

今朝の朝日新聞、東京15面(12版)は、どちらも面白い2つの記事で構成されていた。 ひとつは、『敗北を抱きしめて』で有名になったジョン・ダワー米マサチューセッツ工科大教授へのインタビュー「「戦争」は総括できたのか」(インタビュアー、論説委員・三…

『歴史学事典−戦争と外交』第7巻(弘文堂・1999)歴史学事典〈7〉戦争と外交作者: 加藤友康,樺山紘一,岸本美緒,佐藤次高,山本博文,尾形勇,川北稔,黒田日出男,南塚信吾出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 1999/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

このブログのコメント欄で、ある人とレスを交換しているのだが、歴史的事実に関する共通認識が取れていないことを痛感した。 こうした問題については、ウィキペディアを基準にして、事実の概要をつかみ、ウィキペディアにおいて議論がある場合、歴史学的な文…

今日の朝日新聞

僕の一番嫌いなのが、若いうちは平和憲法でヌクヌクと守られていながら、年をとって平均的徴兵適用年齢を過ぎたところで、「いまどきの若者はたるんでるから、徴兵制でも敷いて兵役に取られるべき」といった発言をするオヤジだ。一言で言えば、「恥知らず」…

先日、都教委の君が代・日の丸指導について疑問点を書いたら、「職務なのだからと教委に従うのは当然」というコメントがついた。思わずあきれてしまったのだが、ここではなぜ僕があきれたか、改めてわかりやすく説明する必要があるのではないかと思いなおし…

J.K.ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)作者: J. K.ローリング,J. K. Rowling,松岡佑子出版社/メーカー: 静山社発売日: 2006/05/17メディア: ハードカバー購…

最近読んだマンガは、澤井啓夫『ボボボーボ・ボーボボ』21巻。ボボボーボ・ボーボボ 21 (ジャンプコミックス)作者: 澤井啓夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/02メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (12件) を見るこの本で第一部…

昨日公開の映画『ダ・ヴィンチ・コード』に合わせた膨大な特集番組が、地上波や衛星、スカパー(僕の場合はCATV)などで放送されていて、金曜日の夜からずっと録画を見てました。その間に、洗濯したり、部屋を片付けたりのいつもの週末の家事をやってい…

最近ある人と日記のコメント欄でお話を続けているのですが、3箇所であるのとそれぞれの書き込みが長くなったので、今日の日記のコメント欄にまとめられたらと思います。 3箇所の過去の日記は、 http://d.hatena.ne.jp/t-ocyaya/20040409 ナチスによるユダ…

ベルリン観光は、ホテルで朝食をとった後、父親の趣味である郵便局の消印集めのため近くの郵便局に向かった。その郵便局で「収集家向けの郵便局がある」と教えられたわれわれは、徒歩でその郵便局に向かった。そこには発売初日の切手を買うドイツの収集家の…