雑誌

神が人になるとき、獣も人となる。四方田犬彦氏の映画『太陽』レビューに寄せて

岩波書店の雑誌『世界』9月号に、四方田犬彦による映画レビュー「映像による人間宣言−映画『太陽』の描く昭和天皇」が掲載されていて、先日読んだ。その後、僕が感じたのが表題の言葉だった。 『太陽』はロシア人映画監督がずっと前に撮影し、やっと日本で…

『環』2004年夏号「『帝国以後』特集」

今やっと『環』2004年夏号の特集、『「帝国以後」と日本の選択』を読み終えた。 これは、全384頁の雑誌の255頁を使った膨大なもので、トッドのインタビューと今年1月に行われた彼の本に関するシンポジウム、同書に関する日本の識者の感想、フランスで行われ…