J.K.ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

原作を読んでいたので、意味をちゃんと取れているかオフィシャル翻訳版で確認といったところです。
「そうか、○○が○○したのは○○のせいだったんだ。あの人は悪くない!」みたいな驚きが第2章からありました。○を書くとネタバレになるので、伏せました。
でも、やっぱり、日本語版のほうが読みやすいし、こう訳すんだ!っていう発見があって面白く読めています。現在、下巻を読んでいるところ。
で、買う前に一番気になったのは、『The Half-blood Prince』っていうタイトルをどう訳すかだったのです。結局、『謎のプリンス』になったんですね。僕は『混血の王子』(振り仮名で、プリンス)って感じだったのだけれど、児童書で「混血」は使えないのか、って、改めて思いました。本の中でも、「半純血のプリンス」って訳してるし。このへんのコードは時代と共に移り変わるし、出版社が気を回して過剰に反応することもあるので、なんとも判然としないところでもあります。でも、これだけのヒットシリーズだから静山社側も、事前リサーチはしただろうから、一応コードに合わせて「謎のプリンス」となったというのが妥当な推測なのかもしれません。
ということで、最近読んだマンガと本でした。