新聞

『朝日新聞』御厨貴さんのインタビュー

「戦前は、政友会も民政党も自分の政党の内閣をつくるため、政党外にあった政党政治を否定する勢力、具体的には軍部と結びつき、結果的に自らの土台を全部壊して、衰退していった。いま、同じことをするのは愚かだ。政権交代できる枠組みをせっかく作ったの…

『日刊ゲンダイ』「後世に遺るべき哲学と覚悟を見た」

私には夢が有ります。役所が企画した、丸で金太郎飴の様な街ではなく、地域の特色に合った街作りの中で、お年寄りも小さな子供達も近所の人も、お互いが絆で結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人達が集う都市が調和を保ち、何…

朝日新聞・奴隷の社説

もう、社説を読まなくなってどれくらいたつだろうか? なぜなら、社説を読むと馬鹿になるからである。今朝の朝日新聞社説も、そうしたものだった。 東京第1検察審査会が、担当した小沢前民主党幹事長の資金団体である陸山会2007年分の虚偽記載問題について…

『日刊ゲンダイ』法人税減税で国際競争力アップのウソ

財界は「法人税減税が国際競争力の強化につながる」と言っている。しかし、その根拠はゼロだ。経済ジャーナリストのの荻原博子氏が言う。 「法人税の税率は、大手企業の場合、20年前の40%から30%に引き下げられました。その間に法人税の税収は合計で180兆…

「テレビはなぜ朝から晩まで鳩山政権を叩くのか−隠された電波利権の闇」日刊ゲンダイ2010年4月21−24日連載(全4回)

かつて新聞を読むことが、教養を高め、社会に対する問題意識を高めることを意味する時代があった。そんな趣旨で、これまで私もこのブログで朝日新聞等の特集記事を紹介してきた。 しかし、いまや、夕刊紙『日刊ゲンダイ』をのぞく大手新聞、地上波各局の「報…

姦吏(かんり)を一時に軍(いくさ)いたし打殺、日本を今一度せんたくいたし申候 幕府を倒して日本を洗濯したいものだ (長州藩を攻撃した外国軍艦を幕府の役人が修復しているのを憤慨した。同(1863年)6月乙女宛)−−龍馬の言葉(朝日新聞2010年3月15日朝…

民主党は新たな一歩を踏み出せるか?

「集団的自衛権の言葉を(自民党総裁選で)色んな方が使われているが、自衛隊が戦闘、戦争目的で海外に出て行くのは現憲法でも許されないし、将来、憲法改正を考える場合でも、それを許す憲法解釈は望ましくない。これは我が党の姿勢だ」 −−菅直人・民主党代…

今日の朝日新聞

今朝の朝日新聞、東京15面(12版)は、どちらも面白い2つの記事で構成されていた。 ひとつは、『敗北を抱きしめて』で有名になったジョン・ダワー米マサチューセッツ工科大教授へのインタビュー「「戦争」は総括できたのか」(インタビュアー、論説委員・三…

2005年9月20日の朝日新聞夕刊の「夕陽妄語」

昨日の朝日新聞夕刊の「夕陽妄語」の「選挙の後に」で加藤周一さんが「選挙民は、今回の選挙で、変わらないことを選んだ」といった趣旨のことを書いていて、自分のこれまで書いてきた印象と違うので、ハッとさせられた。 たしかに、選挙直後の読売新聞アンケ…

『日刊ゲンダイ』2005年9月14日号

もともと国民の関心は、年金や税制のほうが上で、郵政は下の方だった。(選挙で変わったのは)賛成派も反対派も郵政のことばかり話したからだ。小泉さんも「郵政」「郵政」って余計なことをしゃべらせなかった。みんな見事にひっかかった。小泉さんによる報…

今日の朝日新聞朝刊

昼休みはいつも、1人で食事をしながらその日の朝日新聞朝刊を読んでいる。今日の朝日朝刊には3つの興味深い記事があった。 ひとつめは、第一面のトップ記事、「在外選挙権 制限は違憲」「最高裁判決 選挙区投票認める 慰謝料国に命令 立法の怠慢指摘」とい…