2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本は、もう一度負けるべきなのかもしれない

畏兄田中さんによるブログ『世に倦む日日』(http://critic6.blog63.fc2.com/)の2010年9月27日の記事は「前原誠司による重大な国益損失 - 小沢内閣による収拾以外策なし」という見出しでした。日本は靖国からの戦犯分祀、国立追悼施設の建設、両陛下の南京…

尖閣諸島における中国漁船拿捕事件と村木厚子事件の黒幕

今日のCS『愛川欣也パックインジャーナル』(http://asahi-newstar.com/web/01_packin_journal/?cat=18)は元検察の郷原信郎弁護士を、田岡俊次さんと二木啓孝さんが囲む布陣で、内容のあるものでした。ほかにも内田誠さん、荻原博子さんがバックアップし…

前島賢『セカイ系とは何か−ポスト・エヴァのオタク史』(2010・ソフトバンク新書)

セカイ系とは何か (ソフトバンク新書)作者: 前島賢出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2010/02/16メディア: 新書購入: 28人 クリック: 641回この商品を含むブログ (68件) を見る 私が「セカイ系」という言葉に興味をもったのは、Rが「エヴァってセカ…

犯罪捜査官 アナ・トラヴィス[全3話]

WOWOWプレミア『犯罪捜査官 アナ・トラヴィス』[全3話](http://www.wowow.co.jp/pg/detail/060477001/)を見ました。今日見たのは第1話と第2話の「潜入捜査」前後篇です。明日は、第2シーズンの3話「模倣犯」を放送する予定だそうです。 ケリー・ライ…

ネットと現代革命

ネット世論の評価をめぐる議論 『世を倦む日日』の著者、田中宏和氏は昨日のブログで、菅勝利、小沢敗北の結果は、そのままマスコミの勝利でありネット世論の敗北を意味すると書いていました。それゆえ、ネット側には深い反省が必要であるという指摘です。 …

『朝日新聞』御厨貴さんのインタビュー

「戦前は、政友会も民政党も自分の政党の内閣をつくるため、政党外にあった政党政治を否定する勢力、具体的には軍部と結びつき、結果的に自らの土台を全部壊して、衰退していった。いま、同じことをするのは愚かだ。政権交代できる枠組みをせっかく作ったの…

『日刊ゲンダイ』「後世に遺るべき哲学と覚悟を見た」

私には夢が有ります。役所が企画した、丸で金太郎飴の様な街ではなく、地域の特色に合った街作りの中で、お年寄りも小さな子供達も近所の人も、お互いが絆で結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人達が集う都市が調和を保ち、何…

2010年民主党代表選挙結果のお詫びとその後の日本政治

島本さん、ブログを読んできてくれた皆さん、ごめんなさい。2010年9月14日の民主党代表選挙は菅直人の勝利で終わりました。国会議員票200対206での小沢一郎氏の敗北でした。すべて私の読みの甘さの結果です。「選挙は箱を開けるまでわからない」というのが小…

もう菅首相を語る必要はない

なぜなら、小沢首相以外に日本の現状を救う政治家はいないからです。小沢が勝つ以上、菅の将来を語る必要はありません。 菅直人首相が今日まで為替に全く介入できていないのは、「アメリカとヨーロッパが共同で仕掛ける日本経済叩きを拒否できないから」と見…

鈴木宗男氏の上告棄却について

社民党福島瑞穂党首の「次の国会では、いずれの民主党代表候補者が勝とうと、政治と金の問題と普天間の問題を追及する」という発言には、思わずのけぞってしまいました。 普天間問題の見直しに言及しているのは小沢氏だけです。それにもかかわらず、マスコミ…

小沢一郎という希有な政治家

旧来の小沢イメージ 小沢一郎は不思議な政治家です。旧来のイメージは政治を陰で操るフィクサーであり、田中角栄、金丸信直系の金権政治家でした。こうしたイメージは自民党を離党した時も、細川内閣を崩壊させる消費税提起の時も、変わりませんでした。僕自…

民主党代表選挙について

『パックインジャーナル』 先週の土曜日、9月4日に放送されたCSアサヒニュースターの『パックインジャーナル』では、山田厚史(AERAシニアライター)が、「事ここに至れば、小沢氏の破壊力を官僚支配打破のために使う方がいい」として、小沢氏の支持を打…

ネット+1

レジまぐ版ブログ 最近よく見ているブログに『世に倦む日日』がある。アップ直後は全文が読めるのだが、少し時間がたつと、レジまぐ版の有料ブログになる。ブログは1か月分が315円(税込)で売り出されていて、クレジットカード決済もできる。販売は月単位…

民主党党首選候補者討論会+1

マルクス・エンゲルス全集 2作者: カール・マルクス,フリードリヒ・エンゲルス,石堂清倫出版社/メーカー: 大月書店発売日: 1960/04メディア: 単行本 クリック: 134回この商品を含むブログを見る 真相はこうである。イギリスの工業独占がつづいていたあいだは…

民主党党首選挙立候補者記者会見

本日、9月1日午後4時から5時にかけて1時間NHKで生中継された民主党党首選挙の立候補者記者会見は、非常に見ごたえあるものであった。 今後TVニュースや新聞などで、この内容が要約され、その過程で菅を応援するかたちに内容が書き換えられるだろう。そ…