制服向上委員会「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」

福島第一原発事故関係URL放射性物質被曝問題が未解決なので、いましばらくURL掲載を続けます)
武田邦彦(中部大学)ホームページ
http://takedanet.com/
都健康安全研究センター
都内の環境放射線測定結果 測定場所:東京都新宿区百人町
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/
東京都ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/

制服向上委員会「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」2011
http://www.idol-japan-records.net/live/index.html

 この歌を聞いて、僕は腰抜かしそうになりました。いい歌なのでみんな聞いてください。

斉藤和義「ずっとウソだった」2011
http://www.youtube.com/watch?v=b01yohRgfyc

 音楽的にはこっちの方がいい。それはもちろんだけど、僕は上の歌の、歌詞のストレートさに負けてる気がします。でも必要なことを歌っているだけ立派です。ちょっと見なおした。

RCサクセションサマータイムブルース」〜「LOVE ME TENDER」1988
http://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do

THE BLUE HEARTSチェルノブイリ」1988
http://www.youtube.com/watch?v=co43b5vq1d0&feature=related

 心あるアーティストはちゃんと歌っていたという例がこの2曲です。

 これらの歌をチェックしたのはフジロックフェス事件があったためです。真相はまだ明らかではないようですが、もし漏れ聞くように、出演を要請したアーティストが自主規制したのだとしたら、フジロック側がそれを聞いて正式に呼ぶくらいのことをしてもいいように思います。フジロックが反原発の姿勢を明確にしているだけに残念です。
 ま、これもなんかの行き違いなのでしょう。観客が盛り上げていくしかないのだと思います。
 制服向上委員会の音楽性を問題にする人もいるようですが、ロックってそんなものじゃないという思いが僕にはあります。グラムだってパンクだってロックなんだし。それよりも何を訴えるかが一番重要だし、それこそロックだと思います。
 主題と表現力は常に作品の両輪です。しかし、主題がない(ダメな)作品は、ロックじゃないと思います。このへんは年寄りと今の若い人では意見が食い違うかもしれませんが、僕はそう思います。その意味でアイドルがロック(的な魂を持つ歌)を歌ってもいいんですよね。
 しかし、それにしても日本の政治の後進性は目を覆うばかりです。菅の「脱原発宣言」を支持するのも、周りがあんまりひどすぎるからにほかなりません。せめて共産党や社民にはもう少し頑張ってほしいところです。みんなの党も、脱原発に踏み込めば。少しはいけるかもしれません。
 ともかく繰り返すと、ロックフェスの運営側は、観客の方だけを見てほしいということ。政治家も有権者のことだけを考えるべきなのは言うまでもないでしょう。その基本はまず生命の安全です。