統一地方選挙結果

福島第一原発事故関係URL
武田邦彦(中部大学)ホームページ
http://takedanet.com/
都健康安全研究センター
都内の環境放射線測定結果 測定場所:東京都新宿区百人町
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/
東京都ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/
ドイツ気象庁放射性物質拡散シミュレーション動画
http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
同ホームページ(ブラウザの翻訳機能を使って読んでください)
http://www.dwd.de/
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のシミュレーション動画
日本周辺での拡散
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dispersion_rejets_17mars.aspx
世界への拡散
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_19mars.aspx
まったくやる気が感じられない日本気象庁のページ(IAEAにやらされてる感ありありの、見ずらい放射性物質拡散に関する報告書)誰に向かって書いてんだ、アホ!
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.html
*東電への原発抗議デモに参加しよう。
民主党に菅即時退陣と小沢代表選出を求めるメールを出そう。

 なんか話にならない結果になりました。東京都知事選挙に関しては、やはり革新統一候補を作れない限り石原には勝てないということが明確になったのだと思います。でも、石原はもう高齢だから次期はないし、今期に関しても任期途中でおっちぬ可能性が残るので、反石原派はそれに期待するしかないということなのだと思います。
 都民は、新銀行東京を支持したのだろうか、築地市場有明移転を支持したのだろうか。都議会民主党で、世田谷区長選挙での自民支援をちらつかされて、築地移転賛成派に転向した民主党都議は、このまま区長になるのだろうか、などいろいろ疑問が浮かびます。都議補選は自民党の勝利に終わりました。
 ともかく、敗北した全国の民主党地方議員には、まったく同情しません。なぜなら、昨年の民主党党首選挙で菅を7割の地方議員が支持した時点で、今日の結果は予想されていたからです。まさに昨年反小沢キャンペーンを張ったマスコミの思うつぼであったと思います。そしてその背後にいる、大企業、アメリカ政府の思う通りの結果です。
 民主党地方議員の結末は、原発維持候補に投票した各県住民も同様です。武田氏のホームページで論じられているように、想定以上の地震があった原発は、すべて100%事故を起こしている。事故が起きた時、福島のように崩壊するのは、まずはその県だし、次に崩壊するのは日本全体です。これはデータで示されているのだから、確実なことです。
 岡田民主党幹事長は、この選挙で示された民主党菅政権に対する批判を、既存政党全体への批判であると語り、自己の責任を回避することにやっきです。これは、昨年の参院選以来、菅首相をはじめとする民主党現執行部全員が取り続けている態度です。何もわかっていません。
 菅が死に体で政権にしがみつく限り、次に死に体になるのは日本の経済であり、日本全体の国力であることは明らかだと思います。
 民主に変わって自民が政権をとっても、これまでの原発推進を行ってきたのが自民であり、かつての新自由主義的経済政策に戻っても、それは菅と同じ政策なのだから、経済の浮揚はもたらされないと思います。同じことは、みんな党にも言えることです。
 これらの結果を見て思うのは、日本はもう一度戦争に負けなければ、目が覚めることはないということなのだろうと思います。二度の戦争に負けて、国を分割されて、初めてEUという地方主義に復帰したドイツのようにです。
 次の選挙に向けて、落ち込まないことが、我々改革は有権者に残された唯一の希望なのだと思います。そして、それまではデモで意思を示すことなのだと思います。