福島第一原子力発電事故について

 先日の日記のレスで、「風説に流されず冷静に行動すべき」と書いたのですが、場合によっては政府報道を信じることが、各人の生命に危険をもたらす可能性があることに気づきました。つまり、原子力発電所の事故に関しては、各自が正確な知識を持つことが何よりも大切であるということです。TVの報道だけでは、それはむずかしい可能性があります。
 今日発売の『日刊ゲンダイ』には、そうした実情を示唆する記事がありました。
 以下の、URLは、原子力発電の専門家のものです。
 各自、これを読んで自己責任で判断してください。

武田邦彦(中部大学)のブログ
http://takedanet.com/

 同じ『日刊ゲンダイ』は、民放の報道姿勢に関して、批判の声が上がっていることも述べられています。
 いま、『ミュージックステーション』の歌手による慰問的番組を見たのですが、こうした番組はまだいいのです。そうではなく、民放は役割分担をして、ある局は原子力事故情報、ある局は被災地報道、ある局は避難所やルートの告知といったふうに役割分担をすべきだという論調です。どうせCMはACばかりなのだから、視聴率を気にする必要はない。だとしたら、もっとまともな報道ができるのではないかという指摘です。これは正しい見方だと思います。この意見は、前にレスを付けてくれたトロスキーさんへの、より正しいレスになると思います。
 危機にあっても僕らは立ち向かわないわけにはいかないはずです。死者の冥福を祈りつつ、より多くの命の救出を目指すしかないと思います。