不可思議探偵団SPで一番不可思議だったこと

不可思議探偵団SP禁断エリアに強行潜入
10/11(月) 19:00 〜 20:54
日本テレビ
不可思議探偵団SP禁断エリアに強行潜入◇山梨県にある旧郵便局の"開かずの金庫"の解錠に、天才鍵師が挑む。また宮川大輔としずるの池田一真が財宝を探して福島・あぶくま洞を探検する。さらに、東京・恵比寿にある防衛省の秘密施設や国会図書館の知られざる地下倉庫など、一般人が入れない場所の秘密に迫る。ほかに2011年人類滅亡説の真相を、中野裕太とユージが確かめる。
−−gooテレビ番組(http://tv.goo.ne.jp/contents/program/008/0004/20101011_1900/index.html)から引用

 今朝の朝日新聞テレビ欄を見て録画予約を入れました。というのは、「東京・恵比寿にある防衛省の秘密施設や国会図書館の知られざる地下倉庫など、一般人が入れない場所の秘密に迫る」って書いてあったからです。楽しみにして録画して見たのですが、結局、この部分はまったく放送されませんでした。録画を早送りして見たので見落としたのかもしれませんが、2度も戻って確認したので、やはりまったく言及されていなかったように思います。
 公式ホームページにも何も予定変更のことは説明されていないし、これこそ今回の番組の「最大の不可思議」というべきだと思います。
 これじゃ、取材はしたけれど放送直前にストップがかかったとしか思えないじゃないですか。予告までされているのですから。ぜひ今後、この番組の予告通りの放送を望みたいと思います。放送された他の場所はともかく、これらの施設は税金で作られているのだから極力公開すべきだし、公開できないのならその理由くらい言うべきだと思います。
 これじゃ秋葉俊さんの『帝都東京・隠された地下網の秘密』等の本みたいに、どっかから圧力がかかったのではないかという感じがします。

帝都東京・隠された地下網の秘密

帝都東京・隠された地下網の秘密

 この本は、戦前に秘密裏に作成された東京の地下空間が、戦後地下鉄としてなど一部利用されてきたが、いまだその全貌は、日本に住む人間には知らされていないという内容です。
 先日、NHK総合のブラタモリhttp://www.nhk.or.jp/buratamori/)『築地』編で「築地本願寺にひそむ謎の地下施設」として、記録にない防空壕の一部が放送されていましたが、これも、秋葉さんが指摘した地下空間の一部を利用したものと思われます。
 しかし、これだけ秋葉さんが本で指摘しているにもかかわらず、本格的に取り上げた新聞、TV、雑誌は見当たりません。疑わしい都市伝説としてすら取り上げられないのは、かえって秋葉説の信憑性を示すことになるのだと思います。
 政治家にしてもマスコミにしても、こと利権や防衛がからむと、極端に秘密主義になってしまうように思えます。利権だけならともかく、防衛がからむと、極力弱腰になってしまうような気がします。日本共産党にしてもです。
 そんなわけで東京の地下はいまだ秘密だらけといった気がします。情報公開法に基づいた開示請求をしてみたら面白いのではないかと思うのですが、どなたかこうした情報をご存知の方はいらっしゃいますか?
 この問題は今後とも注目していきたいと思います。