板橋の反自公有権者は、有田芳生に結集せよ!

 選挙まであと4日となって、民主優勢が伝えられているけれど、実際には当落線上で戦っている野党候補がたくさんいることも伝えられています。だから、板橋区の反自公政権有権者新党日本の候補者・有田芳生(ありた よしふ)氏に結集することを呼びかけたいと思います。有田氏は、共産党を除く野党の統一候補者です。
 候補者としては、共産党候補者の方が、その政策の優位さは明白なのですが、小選挙区では1位にならなければ意味がない。だから、共産党候補者に投票することは、ざんねんながら自民党候補者・下村博文に投票することと同じになってしまいます。
 つい先日の都議会議員選挙でも、有権者のまっとうな怒りによって、築地市場の汚染地域への移転の阻止と、税金をどぶに捨てることを意味する新銀行東京の廃行が勝ちとられました。次は、嘘で固めた自公政権にその責任を取らせる番だと思います。地方だけが変わっても国政が変わらなければ、その意味は半減してしまいます。
 怒りを胸にもう一度戦いましょう!
 そして、自民党の下村は何をしてきたか? にやにやしながら運動会に顔を出していただけではないかと思います。安倍内閣のころ、官邸周辺をうろついて、結局文部省官僚に追い出されたのが、唯一のニュースといったところです。そして成し遂げたのが、教育基本法改悪だけだった。しかし、何々だけという言い方は正確ではありません。この4年間、自公政府の悪政を支え続けたという実績があります。そして、区民にもたらした善は全く、僕には見当たりません。
 ですから、板橋区民は、もう一度、正義の斧を振るうべきだと思います。
 もちろん、比例区は、自公以外の野党に自由に投票すればいいと思います。
 ただ、幸福の科学という宗教団体出身の政党は、その教義や政策ゆえに、僕は支持できません。というか、あれは新政党であって野党ではないですね。

 さて、次の選挙日には、最高裁裁判官の国民審査もあります。任期中に1回しかない審査ですから、少ない資料をもとに、一応、僕も意見を書いておきたいと思います。
 かかわった判決を見て、那須弘平涌井紀夫両判事を不信任としたいと思います。
 すべての判決で反動的だったということではないのですが、那須裁判官は、君が代の伴奏を拒否した小学校の音楽教諭を有罪とした判決と1票の格差が5.13倍になった2004年7月の参院選を合憲とした判決があり、涌井裁判官には那須裁判官と一緒に2005年9月衆院総選挙の1票の格差2.17倍を合憲とした判決があります。
 両裁判官には、他にまともな判決をしている例もあるのですが、ここにあげた例は致命的なので、不信任としたいと思います。
 はなはだ不十分な検討ですいません。でも、せっかくの国民審査ですから、皆さんも新聞や選挙公報を確認してみてくださいませ。それでも、やっぱり生の判例はわかりにくいですよね。