今日の東京は一日雪が降っている。
 Rは家に篭ると言っていたのだが、僕は昨日取れたドイツ行きの航空券の支払いをするために神保町まで出た。その後、三省堂本店で『トマス・クック時刻表』を買って、秋葉原に来た。アダルトショップに寄った後、電気会館でアニメ一騎当千のミニ・フィギアを買った。セールの品で、呂蒙呂布、宇吉、孫策関羽の5体だ。帰る前にお茶をしようと思って、喫茶ルノワールに寄った。
 旅行について、あとはドイツ在住の友人に連絡を取って、ガイドを頼む予定。彼女はイギリス人だが、ドイツ語と日本語ができて、最後に連絡を取った時に失業していたから都合がいいと思う。ホテルとか列車の予約を頼むのにちょうどいいのだ。
 Rに約束したとおり、帰国後は就職活動だ。今の仕事でもいいのだけれど、正社員としてちゃんと働く約束をした。でも、この歳で正社員なんかになれるのかは、いまだ疑問なのだが。ともかくやってみよう。
 今の日本で、社会主義社会実現のための具体的な展望を持っている人はどれくらいいるだろう。たぶん1人もいないのではないだろうか。ただ、社会主義といっても、その内実は、現在より自由で民主的な社会、人々が不当な政策によって、その文化的で市民としての権限を損なわない生存を許される社会であるし、それは、日本だけでなく世界中すべての人々を対象とする社会である。ここまで広げれば、それは社会主義共産主義社会に限られないし、政治学・社会哲学的課題でもあるだろう。丸山政治学が目指したものでもある(丸い山の場合は、カン・サイジュン氏の指摘どおり、まず国内を優先したので他国への視点は希薄ではあるのだが)。ともかく、そう考えれば、少しはそんなことを考えている人もいるかもしれない。
 ともかく、そんな意味合いからすれば、僕がこうしてブログを書く意味もあるかもしれないと、多少は自己肯定したりもするわけである。ぼちぼち堅実に行こう。