今日は、一昨日よく寝たせいか、7時に起きれた。シャワーを浴びてマクドで朝食。そのせいで、今日は昼食前にめちゃくちゃお腹かが空くということもなかった。
 昨日の夜は、録画したBS少女漫画夜話(?)の成田さんの『シャール(だったっけ)』を見る。僕の世代はどちからというと、『エイリアン通り』なのだが、こちらの漫画も面白そうだった。少女漫画黄金期の1作といえよう。そのほか、鉄人新シリーズを見る。
 今、金子勝著『粉飾国家』を読んでいるのだが、今の日本政治の最大の焦点が見えてきた気がする。もちろん、郵政民営化ではない。
 1.国家・地方両政府の財政赤字、2.年金制度、3.外交政策の3つである。
 1000兆円になるといわれる財政赤字は、予算編成の中で巧妙に粉飾され、隠蔽されている。それは、企業が倒産する時点になってやっと表に出る不良債権問題と同じ性質のものという。これが日本政府の経済政策の自由度を狭めている。2.年金制度は破綻が見えているのに小手先の手直しだけで、危機を先送りしており、それが、国民の制度不信を増やしている。3.対米従属以外の選択肢を持たない小泉内閣の政治が、日本の未来像を危機におとしいれている。
 3点とも、すでに小泉内閣の失敗が見えている問題だ。だって、4年半かけてできなかったのに、なぜ残り1年で解決できるのだろうか? この点で、自民党公明党候補者の小泉の発言をコピーした発言は、ほんとにこいつらアホじゃない?って感じのものになっているわけである。
 小泉内閣勝利の予測報道を、以前の日記で、レミング集団自殺と書いたけれど、問題なのは支持者だけでなく、僕らまで一緒に集団自殺の群れに巻き込まれてしまう点にある。
 少なくとも僕は、この集団自殺を予見していたことをブログ日記に書くことで、将来に向けて記録したいと思うのだが
、それって、限りなく暗い気持ちにさせられる作業である。
 だから、選挙までは、もう少し誰にでもわかる言葉で、この危機のありようを説明できたらと思っている。