週刊新潮と文春が反小泉にまとまったらしくて、見出しがにわかに面白くなった。
 一番面白かった見出しが「主婦と老人にアンケートで、大新聞の自公圧勝結果」というものだった。新聞のこうした世論調査結果を見るたび、まるで崖から飛び降りなんとするレミングの群れをみるようで、暗くなっていたのだが、そんなに信用しなくてもいいのかもしれない。特に、現状を維持するために負担を将来に先送りしている、年金と赤字財政問題(これには当然、不要な公社公団問題も含まれる)を、若い世代が忘れ去っていると考えるのは馬鹿げているからだ。
 郵政も公社だけれど、本当に問題な公社は、それ以外にあって、これまでまったく手をつけられていないことが明白だからだ。小泉が再選されても、年金問題は解決しない。国と地方の借金問題も解決しないだろう。なぜなら、もし解決する気があるのなら、議会で多数派を持っていた小泉内閣には、この4年間半にいくらでも手を打てたからだ。
 昨日は疲れて夜9時過ぎに眠ったのだが、朝8時まで起きれなかった。その間に、昔の友人の夢を見た。